非常事態に対応するための計画作成や
レッドチームによるテストなどを支援します
テロ、災害などの非常事態に対し、正しく恐れ、万全な準備・対策を行うためのトレーニング、危機管理体制の構築を支援します。お客さま自身の危機管理能力の向上のための体制構築、運用、見直し、そして非常事態時の対応にいたる予防から危機管理対応までを一貫してお手伝いしています。
セミナー開催からトレーニングの実行まで
非常時対応支援を前提としたセミナーやトレーニングでは、非常事態の際に起こり得る状況や判断基準について学びます。これらのセミナーは、予め準備しておくべき対応策や判断方法について指導するものです。トレーニングでは机上演習を行い、非常時の対応方法をトレーニングします。具体的なシナリオを作成し、防災や救護所の立ち上げ方法などを繰り返し演習することで、非常事態に対峙する能力を養います。
トレーニングサービスの一例
- ガイドラインをもとにした机上演習
- 災害対応シナリオに基づく対応策の考察
- レッドチームによるセキュリティテスト
- データセンターへの侵入テスト
- 企業、学校法人などでの防災教育サポートほか
災害対応訓練からセキュリティテストまで
某県で危機管理マニュアルを活用するためのガイドラインを作成し、県内で様々な災害が発生したという前提のもと、管理課がどのように対応するかを机上演習で提供しました。具体的には、県の地図を使用して行い、訓練参加者は災害対応のシナリオに基づいて対応策を考えるというものです。
また、某企業の事例ですが、ご要望に応じ企業のデータセンターへの侵入テストも行いました。その際ソーシャルエンジニアリングなどの手法を用いたり、USB や CD-ROM などを、どのように持ち込みどうやってデータを持ち出すかなどのセキュリティテストも行っています。
リアリティのある防災教育を実施
小学校での防災教育を8年間継続して実施。ただ災害対策を教えるだけでなく、子供たちに危機管理能力を身につけさせる視点で行っています。
朝9時に小学校に行き、子供たちにレスキュー隊になる体験をさせるような働きかけをします。まず「防災」とは何かを教えた後、無線機やロープの使い方、そして応急手当の訓練などを行い、朝から夕方まで防災教育を実施。
夜には保護者の方々が怪我人役となり、校内あちこちに散らばっていただき、子供たちが救出に向かうというような訓練も、カリキュラムに組み込まれています。
危機管理は個々人の判断に関わるものです。重要なのは状況を見て判断し、決断することです。これ以外に方法はありません。まずは状況を見て、自分が何ができるかを判断します。そして最後に、その判断に基づいて実行するかどうかを決断します。
このような判断、状況を見る、判断する、決断するという過程を体験させることが、防災訓練の中で最も重要な要素です。